婚約指輪と日本人の関係は?

言うまでもなく、昔の日本に婚約指輪を贈る習慣はありませんでした。家と家とのつながりが婚姻関係の中心に置かれている日本では、伝統に従い、仲人を介した結納をとりおこなうことが婚姻の約束だと判断されていたからです。当然、結納品の中に指輪はありませんでした。戦後の高度成長期を迎えるころ、ようやく欧米からこの習慣が日本に入りだし、男性から女性に婚約指輪を贈るということが徐々の広がり始めました。ただし、その頃は今と違って、誕生石や真珠をあしらった指輪が一般的でした。

どうして、ダイヤモンドになったのでしょうか?

年配の人なら覚えているはずですが、世界有数のダイヤモンドシンジケートが、日本で大々的なダイヤモンドキャンペーンを行ったのがきっかけだといわれています。あの頃テレビで「給料の三か月」というダイヤモンドリングのコマーシャルが頻繁に流れ、男性も女性も大きな衝撃を受けたといえるのではないでしょうか。あのテレビコマーシャルをきっかけに、婚約指輪にダイヤモンドリングを購入する男性が急速に増加したようです。現在では、婚約指輪といえばダイヤモンドといえるほどになったのも、そもそもテレビコマーシャルから始まったというのが日本の特徴でしょう。

それでもやっぱり無色透明のダイヤが最高!

無色透明で傷がつかない、これが婚約指輪にダイヤモンドが選ばれる理由といわれています。永遠の愛を誓うという意味合いを込めた婚約指輪には確かにダイヤモンドが適しているように感じられます。かつては、既存品から選ぶのが一般的でしたが、最近のトレンドはオーダーメイドで作ることだそうです。ダイヤモンドの価値を判定する際に用いられる4Cの中で、婚約指輪の場合、透明度を最も重視する傾向があるといわれています。サイズは大きすぎず小さすぎず、というのが好まれているようです。デザインは、シンプルなソリティアリングが一般的なようですが、豪華な雰囲気を醸し出すエタニティーリングの魅力も女性から支持を集めているようです。二人でお気に入りのリングをオーダーメイドで作ることが、最初の共同作業といえるのかもしれませんね。

ディズニーでは婚約指輪も作成しています。ミッキーやミニーをモチーフにしたものなど様々な物があります。